2026/10/29

「ほうれい線」が深い人は、腸の健康状態をチェックしよう!

口元にくっきり入ったほうれい線、鏡を見るたびに残念な気持ちになりますよね。老けて見られるだけでなく、夕方になるとファンデーションがほうれい線の溝に溜まるのも不快です。
肌トラブルと内臓をリンクさせる美容メソッド「フェイスマップ」によると、ほうれい線は腸の健康状態と関係があるそう。美容ジャーナリストで鍼灸師の奈部川貴子先生に対策法をお聞きしました。

奈部川貴子 先生
美容ジャーナリスト・鍼灸師・KAOYOMI サロン代表

ジャーナリストとして美容の最前線で活動するなかで、「肌は内臓の鏡である」ことに着目。顔の反射区やツボ療法、フェイシャルリフレクソロジーなどの研究を深め、鍼灸師の資格も取得。幅広い知見をもとに、美と健康を叶える独自のフェイシャルヘルス®メソッドを確立。著書に「美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア フェイスマッピング(学研プラス)」がある。

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ほうれい線は、“腸が弱い”サイン?

いま話題の「フェイスマップ」は、肌トラブルが表れた場所と内臓を関連付けて考える美容メソッド。体の内側をケアすることが美しい肌につながるという理論です。

フェイスマップで見ると、ほうれい線ができるエリアは大腸に当てはまります。

ほうれい線が深くて目立つ、妙に長い…。そんな場合は、大腸の不調を疑ったほうがよいかもしれません。ほうれい線の周辺にシミやホクロが集中しているときも同様です。また、下唇も大腸と関連しているパーツなので、赤みや荒れが出たときは注意が必要ですよ。

大腸の調子が悪くなる原因の1つは、腸内細菌のバランスの乱れ。昔に比べると現代の日本人はパンやスイーツをよく食べますが、グルテンの摂り過ぎが悪玉菌の増加を招いていると考えられています。乱れた腸内環境が、便秘・下痢・膨満感といったトラブルを引き起こしているのです。

また東洋医学では、大腸は感情や執着を“手放す”役割を担う臓器とされています。つまり、「水に流せない」「気持ちを切り替えられない」という状態が続くと、大腸に負担がかかるということ。便秘はその代表的なサインと言えますね。強いストレスや精神的ダメージが、大腸の不調を招き、ほうれい線を深くする原因になっている可能性もありますよ。

ちなみに、美容面ではいまいましいほうれい線ですが、人相学では「福相」とされているのをご存じですか?ほうれい線がある顔立ちは、有能で信頼されやすいと言われています。そう聞くと、ちょっと前向きな気持ちになれますよね。

ほうれい線は加齢だけでなく、大腸の健康状態やメンタルの影響も出やすい場所。深刻に悩み過ぎずに、体と心の状態を整えながら改善を目指していきましょう。

腸を整えて、ほうれい線にアプローチ!

フェイスマップでは、腸が弱い人や腸内環境が乱れている人ほど、ほうれい線が深く刻まれやすいと考えられています。

また、腸は「第2の脳」と呼ばれるほどメンタルと密接な関係があり、過度なストレスによって腸の働きが低下し、ほうれい線が深くなってしまうことも。

ここからは、腸と心の状態を整える4つのほうれい線対策をご紹介します。手軽に取り組めるものばかりなので、ぜひ今日から始めてみてくださいね。

POINT 1|ほうれい線に役立つツボケア

ほうれい線の周辺には、大腸や表情筋、神経反射と深く関わる重要なツボが集まっています。ツボ押しは、力強く押すのではなく、自分が心地よいと感じられる強さで。呼吸を止めず、ゆっくり刺激していきましょう。

ツボ①迎香(げいこう)
小鼻の横に位置し、大腸経の要所。腸の働きを整え、口まわりの巡りを高めます。

ツボ②散笑(さんしょう)
鼻下の高さでほうれい線上に現れるポイント。表情筋の緊張をゆるめ、刻まれグセを防ぎます。

ツボ③巨髎(こりょう)
黒目の下で頬骨の下縁にあり、顔全体の血流とハリを高めるツボ。ほうれい線の溝をケアします。

※ツボ刺激は、指で押したり、綿棒で肌に垂直に圧をかける方法でもOK。

POINT 2|ほうれい線を「なでる&押す」ケア

ほうれい線は、「よく動き、よく緊張する」部位。指先や綿棒を使って、やさしくなでたり、軽くタッピングしたりして、頻繁に刺激してあげましょう。腸や神経にも良い影響が期待できますよ。

パパッと手軽にできるので、スキンケアの仕上げに行うほか、テレビを見ているときや仕事の合間などにも取り入れやすいのではないでしょうか。

POINT 3|生活習慣

ほうれい線をケアするためには、腸と心をゆっくりと休ませる時間が必要です。毎日の生活の中で、以下の点を意識して過ごしてみてください。

<意識したいこと>

  • 睡眠の質を高める(寝具や室温を心地よく整える/寝る間際までスマホを見ない/足を冷やさない…など)
  • リラックスの時間を確保する(部屋の照明を暗めにする/好きな香りで部屋を満たす/蒸しタオルで目元を温める…など)
  • 口まわりを酷使し過ぎない(奥歯に力が入っていないかチェック/への字口をやめる…など)

POINT 4|食生活

腸内環境を整えるためには、食生活の見直しも欠かせません。適切な食習慣は、ほうれい線対策はもちろん、健康づくりにも役立ちますよ。

<ほうれい線対策におすすめの食べ物>

・根菜類(大根、人参、かぶなど。とくに白い根菜はおすすめ)

・発酵食品(納豆、甘酒、味噌、漬物、ヨーグルトなど)

食事を変えると、腸は少しずつ変わっていきます。そしていずれは、ほうれい線の印象も気になりにくくなるでしょう。

内側からのケアで、ほうれい線にサヨナラ!

ほうれい線は、腸内環境やストレス、生活習慣の乱れが積み重なって、どんどん深くなっていきます。その対策は、スキンケアだけではちょっと不十分。
体の内側からもしっかり整えていくことで、若々しい口まわりを目指せますよ。

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