2026/04/09

繰り返す「あごニキビ」、女性ホルモンや婦人科系のメンテナンスを!

毎日きちんと洗顔や保湿をしているのに、大人ニキビがまた…。あごのザラつきや角栓も気になる。そんな経験はありませんか?
「しつこいあごニキビは、体からのメッセージ」と語るのは、美容ジャーナリストで鍼灸師の奈部川貴子先生。注目の美容メソッド「フェイスマップ」をもとにした、あごニキビ対策についてお聞きしました。

奈部川貴子 先生
(美容ジャーナリスト・鍼灸師・KAOYOMIサロン代表)

ジャーナリストとして美容の最前線で活動するなかで、「肌は内臓の鏡である」ことに着目。顔の反射区やツボ療法、フェイシャルリフレクソロジーなどの研究を深め、鍼灸師の資格も取得。幅広い知見をもとに、美と健康を叶える独自のフェイシャルヘルス®メソッドを確立。著書に「美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア フェイスマッピング(学研プラス)」がある。

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しつこい「あごニキビ」は、カラダの内側に原因あり!?

顔と内臓の状態をリンクさせる「フェイスマップ」では、あごは子宮や卵巣などの生殖器に対応していると考えます。つまり、あごにできるニキビは、ホルモンバランスの乱れや婦人科系の負担を知らせるサインの可能性があるということです。

以下のようなあごニキビができたときは、体調の変化にも注意しましょう。

  • 生理前や生理中に悪化するニキビ
  • ボコッと大きく、治りにくいニキビ
  • あご全体やあごの下に集中するニキビ

女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、美しさをコントロールするホルモンと言われていますよね。でも、過剰に分泌されると「毒」になってしまい、あごニキビの原因になることも。たとえばホルモン補充療法後にあごニキビができやすいのは、過剰なエストロゲンを排出しようとしている反応だとも考えられます。

また、子宮や卵巣など女性特有のリズムが崩れていると、すぐそばの膀胱に負担がかかってしまうことも。とくに、あごの下部分にニキビが集中している場合は、膀胱疲労のサインかもしれません。

繰り返すあごニキビは、女性ホルモンのバランスなどの状態を見直すべきタイミングを教えてくれています。「スキンケアが合っていないから」「年齢のせい」で片づけずに、きちんと原因を考えることが大事です。

あごニキビ対策の4つのポイント

しつこいあごニキビは、「体からのメッセージ」。女性ホルモンの乱れや子宮・卵巣の疲れ、ストレス、排泄の乱れなどを表していると考えられます。あごニキビを触らない&隠すケアよりも、ニキビができにくい体をめざすケアが必要ですよ。

以下でご紹介する4つのポイントを参考にして、あごニキビ対策を行ってみてくださいね。

Point 1|毛穴詰まりを流す「重曹ピーリング」

あごは、角質が厚くなりやすく、ニキビの原因となる毛穴詰まりが起きやすいエリアです。重曹を使ったピーリングで、毛穴詰まりをやさしくケアすることで、あごニキビの軽減をめざしましょう。

<重曹ピーリングのやり方>
  1. 重曹を水で薄める(重曹小さじ2分の1杯に対し、水大さじ1を小容器に入れてかきまぜる。完全に溶けなくてもOK。)
  2. あごに重曹液をサッと塗布する
  3. すぐに水でよく洗い流す(時間を置かない)

重曹ピーリングは、やさしく&短時間で行ってくださいね。目的は肌表面を「削る」ことではなく、毛穴を一時的に開いて詰まりを流すことです。
※赤みや刺激が出た場合は、すぐに中止してください。

Point 2|あごニキビに対応するツボケア

女性ホルモンや便秘、ストレスなど、あごニキビの原因と関連しているツボを刺激してみましょう。指でグッと押すだけでも気持ちいいですが、「流れ」を意識しながら刺激するとより効果的ですよ。

ツボ① 燕口(えんこう)

便秘にも働きかけ、排泄力をサポートする

ツボ② 迎香(げいこう)

血流を促進する、美肌の基本のツボ。

ツボ③ 地合(ちごう)

ニキビ・吹き出物に直接アプローチする。

ツボ④ 承漿(しょうしょう)

ストレス・緊張をゆるめ、自律神経を整える。

Point 3|あごをやさしくマッサージ

フェイスマップで「生殖器」に該当するエリアを、指の腹でやさしく押すように刺激しても良いでしょう。女性ホルモンや生殖器にやさしくアプローチできますよ。

「触れているだけなのに、奥がゆるむ感じがする」「イライラが抜ける」と、心地よさを実感する人も。なお、あごはデリケートなので、ソフトタッチでマッサージしてみてくださいね。

Point 4|食事によるインナーケア

あごニキビ対策においては、食習慣も重要なポイントです。

女性ホルモンのバランスや排泄・代謝の改善につながる食品を、普段から意識して食べるようにすると良いでしょう。

<積極的に摂りたい食品>

・ひじき・わかめなどの海藻類

・野菜類

・マグネシウム、亜鉛が豊富な食品

・大豆・大豆製品(大豆イソフラボン)

あごニキビができにくい体質をめざそう!

あごニキビは、一度できると繰り返しやすく、コンシーラーやファンデでもカバーしにくいのがツライですよね。今回ご紹介した4つの対策ポイントは、どれも気負わず実践できるものばかり。今日から始めて、繰り返すあごニキビの悩みにさよならしましょう。

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