更年期の「なんとなく不調」をあきらめない!みんなが知りたかった、セルフメンテナンスの秘訣。
ほてり、頭痛、イライラ、肌や粘膜の乾燥、そして休んでも取れないだるさ……。 こうした原因の特定できない“なんとなくの不調”は、「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼ばれます。これらは、女性の体が次のステージへと向かう「更年期」にもよく現れるサイン。「もう年だから」と諦めてはいませんか?
実は、この時期の不定愁訴は、日々の生活で上手にメンテナンスを取り入れることで、自分らしくコントロールできるものです。今回は、更年期を健やかに、そして美しく過ごすための、インナーケア習慣をご紹介します。
東京都済生会中央病院での勤務を経て、1990年には日本初となる「健康外来」を開設。故・日野原重明氏に師事し、病気以前の「未病」を改善する予防医学の研鑽を積む。更年期やストレスによる不調の根源が「脳の疲れ」にあることに着目し、五感の刺激やプラセンタを通じて心身を優しく癒やす独自のケアを確立。病名がないものの不調を訴える患者にも寄り添う診療スタイルが支持されており、著書に「脳疲労に克つ ストレスを感じない脳が健康をつくる」(角川SSC新書)などがある。

サイトはこちら
まずは「血糖値」のコントロールを意識
心と体を整えるためにまず意識したいのが、血糖値のコントロール。 更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、血糖値を下げるインスリンの働きが弱まりやすい時期。血糖値が急激に上下する「血糖値スパイク」が起こると、抗えないような眠気や、鉛のように重い倦怠感として現れてしまいます。
「なんだかやる気が出ない」という心の揺らぎも、実はこの血糖値の仕業かもしれません。血糖値をコントロールするために、下記2つのポイントに注意をしてみましょう。
- 「白い食べ物」とグルテンを控える
精白された小麦粉は血糖値を急激に上げる「アミロペクチン」を含みます。パンやパスタを控えめにして、血糖値を安定させましょう。 - 低GI食品を積極的に選択
甘いものが欲しい時は、低GIで血糖値を上げにくいアガベシロップや、卵・乳製品・添加物を控えたシンプルな和菓子などの食材を選ぶ工夫しましょう。
毎日の小さな選択の積み重ねが、穏やかな生活につながります。
今すぐできる!更年期メンテナンス術
次に、具体的なメンテナンス方法を、3つの視点からご紹介します。
❶ のぼせ・ホットフラッシュを「ツボ」と「冷却」で攻略
急なほてりや滝のような汗には、物理的なアプローチが即効性を発揮します。
クールダウンを助ける2つのツボをやさしく刺激することで、自律神経が整い、体内の余分な熱を逃がしやすくなります。
のぼせが辛い時は、保冷剤で「頭」を直接冷やすのも効果的!
また、汗による冷えやニオイを防ぐために、機能性インナーを常備し、常に肌を清潔に保つことも、安心感に繋がります。
❷ リラックス環境を整えることで、副交感神経スイッチオン
心身の安定には、ストレスホルモン(コルチゾール)をケアすることも効果的です。コルチゾールの分泌を整えることは、ホルモンバランス全体の安定に直結します。良質な睡眠を引き寄せるために、まずは五感をゆるめる工夫を取り入れてみましょう。
❸ 賢く頼る「インナーケア」の選択肢
セルフケアだけでなく、サプリメントや医療の力を借りることも、前向きな選択肢のひとつです。体調に合わせて、まずは手に取りやすいものから、今のあなたにぴったりの味方を見つけてみませんか?
更年期は、自分の身体とじっくり向き合うチャンス
どうしてもお悩みが増えてしまう、更年期。ですが、これまでの歩みを振り返り、これからの人生を再構築するための「大切な節目」でもあります。日々の小さなメンテナンスを積み重ねることは、自分自身を慈しみ、磨き直す作業。
この時期に、自分と丁寧に向き合うことが、未来のあなたの輝きを支える、確かな力になるはずです。今回ご紹介したセルフメンテナンスの方法を、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。













